さまざまな、身近な人の死についての話。文学フリマで好評を博した冊子が、書き下ろしを加えて単行本化されました。
「情けない人生でした」
――器用に生きていた後輩の死、海で溺死した父……
岸本佐知子さん、能町みね子さん推薦!
忘れられない喪失の記憶を炙り出すエッセイ集。
岩井秀人さんとの特別対談収録。
「面白くて途中で読むのをやめられない。前田さんの文章には、読む人を前へ前へと駆り立てる不思議なエンジンがある。」(岸本佐知子)
「死なれちゃった時は、まえさんみたいにたくさん話したほうがいい、って思う。マヌケなことや、細かいことまで、なにもかも。」(能町みね子)
2024年 中央公論新社